ダウ理論のよくあるパターン


間違い:短期の時間軸で反転を確信する。トレンドラインを抜けたし・・


中期の時間軸で見ると・・ただの戻り売りのターゲット

正解:高値を切り上げて安値も切り上がる


ダウ理論でよくあるパターン


一つ前の高値・安値をブレイクする!

ダウ理論を信用するあまり、一つ前の高値安値を抜けた事を根拠に売買すると騙しに会う事がよくあります。
一つ前の高値安値はターゲットと知る!
多くのトレーダーは一つ前の高値安値を売買ポイントに定めている事が多く、サポートレジスタンスが試される局面です、抜けたと同時に反転するという事が多く見られるのはそのためです。

騙されたと感じてダウ理論を信じなくなる

ダウ理論やフィボナッチリトレースメント・ピボットポイントなどの価格帯における心理的節目は利用者が多いため利用方法によっては成功率が高く平均的に6割の勝率を誇ると言われています。

つまり残りの4割は騙し又は機能しないという事です、確率の分布の所でお話したように全体の4割が集中して現れた時は破産する可能性があります、これをドローダウンといい避けられない現象です。

相場の7割がもみ合い相場と言われる


3割のトレンドフォローでは効率的に機能しますが大半は反転を繰り返す結果となります。たとえ短い時間軸やエリオット波動を使ったとしてもトレンドフォローで利益を出し続けるのは困難を極めます。

それでも、トレンドフォロータイプのトレーダーはそれに臨み3割の勝ちをモノにして大幅な利益を得る事でトータルで勝ち残ります。




ダウ理論の定義とは

上昇トレンド:高値と安値を同時に切り上げている
下降トレンド:安値と高値を同時に切り下げている




ダウ理論ってなに?


チャールズ・ヘンリー・ダウとその仲間が100年以上前に著名な経済誌ウォールストリートジャーナルに連載し多くの金融関係者に読まれた理論。
その他テクニカル的な事は割愛させていただきます投資家のためのDVD

『全てのファンダメンタルは価格に織り込まれる』というのが骨子。

あまりに多くの人が読み、受け継がれるため現在でも多くトレーダーが意識している。

ダウ理論3つのトレンド




  • 主要トレンド:1年~数年のサイクル。
  • 二次トレンド:3週間~3ヶ月のサイクル。
  • 小トレンド :3週間未満のサイクル。

  • 私たちは通常3番目の小トレンドを狙ってスイングトレードを行う。

    ◆  主要トレンド→二次トレンド→小トレンドと全て含有される。
    ◆  月足→週足→日足チャートと言い換える事ができる。