複利投資には幾つもの運用法が混在する
最速の複利ユニット制
ユニット制複利投資は少額資金向き
ユニット制は初期資金を10〜40分割して損切りを実行する
例えば10万円なら一回の損切りを5千円とした場合、20分割となる。
資金が2倍になるまで絶対に枚数を増やさない事が条件。
枚数が増えた時にドローダウン(連続負け)が起こった場合、現在の資金に合わせて枚数を減らす。
幾つもの細やかな複利運用法が存在しどれが一番良いかは答えが無い
要は自分の資金や平均的勝率・利益率などから判断するのが良い。
中でもオススメのなのが少額資金からの投機で一定程度の金額までは最も資金増加の早いユニット制複利が簡単で扱いやすい。
但し、資金増加のスピードも早い為一回の投機額に自分自身が付いて行けず、メンタル破綻する事が多い。
(複利運用とは完全確実に運用法を守ってこそ機能するもの)
最もポピュラーな複利定率制
最も多くのプロが使う定率制複利運用
資金の2%〜1%程度を損切りの目安として、資金の増加に合わせて枚数を調整する。
皆によく知らてていて一定程度の資金がある場合はこの運用法が選ばれる、
しかし、FXに慣れ無い内に高額の資金を口座に入れて皆んながこの運用法が良いと言うから私もと、気軽に始めるのはやめた方が良い。
それは完全な過信である場合が大半で、安全な資金管理など無く何れにせよリスクが伴い運用者のメンタル次第ではすぐに崩壊する。
(肝心なのは運用方法との連結であり資金管理だけて資金が増える事は皆無である)
ユニット制から定率制へのステップアップ
前述の通りユニット制には資金増大時の危険が大きくメンタル負担も大きい、
定率制にはメンタル的な負担は小さいもののなかなか資金は増えないという特徴がある、
リスクを多く取るのだからユニット制の方がリターンが多いのは当たり前ですがリスクを取れるだけの信頼おける運用方法を身につけておけば恐ろしくは無いはず。
まずは相場に慣れて複利運用にも慣れる為にユニット制で一定額まで資金を増やす事が出来れば、高額な資金を運用できるようになれると考えられます。
相場で資金を増やすのにはシンプルで崩れにくい「運用方法」があれば聖杯など探さなくとも資金管理との併用でそれは聖杯と成りうる。
ギャンブル的手法は使える?
マーチンゲール、ココモ法、モンテカルロ法、などは全て相手を倒そうとするベッティングシステム(著名な数学者などが提唱したもの)守備や複利の優先順位は低い。
パーレイなどの逆マーチンは極端な複利運用なのでFXモンキーと呼ばれる、又ケリー理論などの勝率を一定と定めたベッティングシステムはドローダウン時の影響が大きい。
定額運用と複利運用
・最も攻撃的なトレーダーの最大損失は資金の10%と言われます
・損益比率が1:2で勝率を50%に維持しているトレーダーの場合
・80回トレードして資金は20倍になります。
アインシュタイン博士が残した言葉に『宇宙で最も強大な力は複利である』とあります。
実際にこの通り冷静にトレードするには、かなり強靭なメンタルが必要になります。
ですので一般的には1トレードあたり資金の1%以下が妥当な損失 額とされています。
忙しい人の複利運用
リスクリワードを1:2に限定しても、まだ勝率が50%ある場合
は元金を5分割してその一つを1ユニットとする考え方があります。
1ユニットを2回の損失に分ける事で極端な複利投機であっても、総資金に対して一回の投機額は10%とする事ができます。
この場合利益が出た場合のみ最初の投機資金20%を含む資金を常にリスクにさらして行く事でトレンド相場での優位性を活かす攻撃的投機方法となります。